その1000万円を、いかに消耗せずに投資して、かつ成功をおさめるか

その投資、結局消耗してない?1000万円の資産運用を慎重に考えるサイト
MENU

外貨預金

ここでは外貨預金を1000万円の運用方法として考えている方に向けて、リスクの少ない投資法や運用シミュレーションを解説。リスクから見る消耗ポイントについても触れています。

1000万円の外貨預金- 運用シミュレーション -

外貨預金は金利が高いイメージがありますが、為替レートの変動によりその結果は大きく違うことと為替手数料や税金もかかるため、表面金利と実質金利はかなり差があることを念頭に入れてください。

ここではわかりやすいように米ドル定期預金の金利の比較シミュレーションのみ行ってみます。実は同じ外貨預金でも銀行によってかなり金利差があります。そこで大手都市銀行の0.2%とネット銀行1.6%、その中間の1%で利回りを計算してみました。

年利0.2% 年利1% 年利1.6%
元本 10,000,000円 10,000,000円 10,000,000円
5年後(元本+運用収益) 10,100,401円 10,510,101円 10,826,013円
10年後(元本+運用収益) 10,201,810円 11,046,221円 11,720,256円
30年後(元本+運用収益) 10,617,729円 13,478,489円 16,099,457円

この結果だけ見ると年利0.2%でも損はしないように見えますが実際は違います。相場変動なしと仮定して以下の条件で細かく計算してみましょう。

預入金額:10,000,000円
預入時レート(TTS):1ドル=113.65円
預入期間:1年
金利:0.2%
払戻時レート(TTB):1ドル== 113.15円

10,000,000円÷113.65円=87989.44ドル
87989.44ドル×0.2%(金利)=175.98ドル
175.98ドル×20%=35.20ドル(税金額)

税引後利息=175.98-35.20=140.78ドル

払い戻し額=(87989.44ドル+140.78ドル)×113.15(TTB)=9,971,934円

つまり年利0.2%の米ドル外貨預金では1年後に円に戻すと28,000円程度マイナスになってしまうのです。もちろん為替レートの変動でプラスになる時もありますが、逆に動けばさらに損をしてしまうということです。

外貨預金での1000万円の使い方

外貨預金は為替リスクはどのような場合でもありますが、金融機関で金利差があるため少しでも高いところに預けるのが基本です。

大手銀行の窓口ではなくネット銀行を活用

外貨預金の金利は普通預金よりも高いですが、大手銀行とネット銀行では10倍近い金利差が生じるため、できるだけ資金を確保するためにはネット銀行に外貨預金口座を開くことです。為替リスクのことも考えると、すべてを外貨預金に投入するのではなく、分散投資の1つに組み入れるという考え方の方がよいかもしれません。

外貨預金のデメリット

外貨預金に1,000万円を投資すると、日本円預金とは比較にならないほど大きな利息を受け取ることができます。ですが、次のようなデメリットも忘れてはいけません。

為替リスクによる元本割れ

外貨預金の最大のデメリットであるのが、為替リスクが存在するということです。円安に進めば利益を得ることができますが、反対に円高になってしまえば損失を被ります。急激に円高が進んでスムーズに対応できなかった場合は、元本割れしてしまうリスクがあるでしょう。

ペイオフの対象外である

ペイオフとは預金されている資金を保護するという制度です。ペイオフの対象は1,000万円までとなっているため、1,000万円の資金を日本円で預金しておけば、金融機関が破綻しても1,000万円は手元に戻ってきます。ただし、外貨預金はペイオフの対象外となっているため、万が一金融機関が破綻した場合、そこに預金していた資金は全く手元に戻ってきません。

手数料と税金がかかる

外貨預金では手数料と税金を支払う必要があるため、利益から差し引かれる金額が存在します。手数料は為替手数料と呼ばれており、日本円から外貨、外貨から日本円に換金する際に必要なもの。それに対して税金は、外貨預金で得た利益の20.315%分を雑所得として計上しなければなりません。

外貨預金のリスクに見る「消耗」の面影

外貨預金で資産運用するためには以下のような「消耗」が必須となります。

預入れと払戻時に為替手数料という「搾取」

外貨預金ではどれほど金利が高くても1通貨当たりの為替手数料が発生します。金利だけで計算して資産が増えたと思って払い戻しをすると逆に資産が減っていたということになりかねません。特に預入額が大きいと手数料も高くかかってしまうため預金していた意味がなくなりかなりの消耗となります。

為替レート変動リスクを学ぶ「勉強」と常に気にかけて過ごす「労働」

外貨預金は預金金利よりも為替レートの変動の方が運用結果に大きく影響します。したがって為替レートについて勉強しておかないとリスクは回避できません。また為替レートは政治や災害など世界で起こる様々な事象で急変することもありますので、常に最新情報を入手し続けるという労働じみた行為も求められるのです。

外貨預金のリスクを軽減してくれる
おすすめの金融機関一覧

ロバート大倉

ロバート大倉

早稲田大学を卒業後、インターネット関連企業に勤める傍ら、1000万円規模の投資について独自に研究を行なっている。いかに「消耗」の少ない投資を実現できるか?がロバート大倉的、1000万円規模の投資方法である。

「消耗」の少ない
1000万円の投資方法とは?